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こんにちわ♪

こんにちわ♪

闘鶏/竜宮城


<闘鶏>

アジアでは全般的に盛んなゲーム。
それは『闘鶏』。
実は日本でもやられているらしいけど。
メジャーなところじゃ、タイが有名だ。
フィリピンでも非常に盛んに行われている。

暇そうなニワトリ野郎たち

暇をもてあます、ニワトリ野郎たち。フィリピンではニワトリを大事にする彼らを、尊敬と蔑称の意味を込めて『ニワトリ野郎』と呼びます♪(うそ)



そして、それは生物の生死を賭けたギャンブルであり。
娯楽といえども、かなり真剣なのだ。


フィリピンの闘鶏産業は。

フィリピンの内需にものすごく大きく関与しており。

フィリピンでも、鳥インフルエンザを非常に懸念しているんだけど。

でもそれは決して、食用のニワトリのためではなく。

闘鶏のニワトリのためなのだ。

フィリピンの闘鶏産業はそのくらい大きい。

例えば、闘鶏のための餌の業者、闘鶏のコロシアム建設にかかわる業者、闘鶏のための武器を作成する職人、闘鶏のための専門獣医師など、闘鶏関係者はものすごくいる。

フィリピンのTVのコマーシャルでも必ずといっていいほど、闘鶏に関するコマーシャルが流れる。
おそらく最大のスポンサーなんだろう。

闘鶏コロシアムは、フィリピン全国どこにでもあり。

小さなところでは、バランガイ(町内会みたいなもの)から。
大きなものでは、全国大会まである。



大事そうに鶏を小脇に抱えて

コロシアムへと赴く、闘鶏参加者。大事そうに小脇に抱え、ニワトリも常におとなしく、それはまさに一心同体の姿♪




闘鶏の勝敗は、生死で決定される。

つまり相手が死ねば、生き残ったほうの勝ち。

きわめてシビアな世界だ。

そして戦いの際は、足に武器を装着するので。



闘鶏をやる若者

試合中。人間側も常に真剣、そして必死です。



勝者側も決して無傷でいるわけではない。

そのために、闘鶏専門の鳥医者がいる。

その技術は、世界でもかなり高いんじゃないかな?


闘鶏

負けた側は、その鳥は通常勝者に没収され。
食べられちゃう♪


負けてしまったニワトリ

敗者のニワトリ。その後は焼き鳥の運命だ♪

川俣シャモ焼き鳥(塩味)【407】



う~ん。
本当に、シビアな世界だ。


写真は、大会前のものなんだけど。

生死を分けた戦いがこれから始まるためか、飼い主も緊張気味だ。

そう、この日のために大事に育ててきたニワトリなんだ。



フィリピンには、闘鶏の全国トーナメントがあるんだけど。

それのチャンピオンは、以上のような理由から。

おそらく世界最強のニワトリなんだろうな。

フィリピン人とニワトリ。

それはフィリピン人とブタ以上に、深い絆があり。

切っても切れない関係なんだ。

四万十上流域で放し飼い土佐ジローのたまご 20個












<竜宮城>

フィリピン滞在中、ちょっとミンダナオの遠くへ出かけたときがあった。


フィリピンの最も根本の社会構造は、村社会において「バランガイ」と呼ばれる小さな部落単位で構成されている。

このバランガイなんだけれども、地方によっていろいろバリエーションがあったりして結構面白い。

でもたいていは、何の変哲もない、バランガイなんだけどね。


さて、このバランガイ、バランガイキャプテンと呼ばれる長に治められている。

バランガイキャプテンは、一応公務員らしい。

だって政府からバランガイを維持する補助金がもらえたりするからね。

でもって、ふつうはこの補助金で・・・・。







バランガイキャプテンが私服を肥やすのだ(笑)




まぁ、こう書くとただの不正じゃん!って思われるけれど、そのとおりだ。



さて、このとき訪れたバランガイなんだけれども。


なんとすべてが水上にあるのだ。

竜宮城

バランガイ入り口の端の上にて。


このバランガイがある場所はちょうど入り江になっていて。

台風の非常に多いフィリピンでも、それほど波の影響を受けない場所に作られていた。


バランガイ内には、水産学校も併設されていて。

バランガイ内の入り江にて、養殖を試みていた。


入り江だけあって、マングローブ林もこんなかにあって、非常に幻想的なんだ。


すべての家は、海の家。

水上に立てられているか、もしくは岸辺に立っている。


水もすっごく澄んでいて。


バランガイの入り口の端の上から、ちびっ子たちがまるで河童のように飛び込んでいた。


きっと18世紀あたりに探険家が来て、このバランガイを見たらさ。

なぞの海洋民族の村を発見!

とか言っちゃったりするんだろうな。


水スペでもやりそうだけれども。


なんか、とっても平和で。


俺がすべての文明を捨てたら。

あんな所で暮らしてみたいなぁとおもっちゃったりしました。




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